キャンプ初心者必見!冬のキャンプ料理のおすすめレシピと人気キャンプギア5選!

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冬のキャンプで楽しむアウトドア料理入門

冬のキャンプは、清々しい空気と静けさの中で自然を楽しむ、素敵な経験です。

私自身、キャンプを始めた当初は冬にキャンプをすることなど考えたこともありませんでした。

しかしアウトドア料理に興味を持つようになり、冬のキャンプを楽しむ機会が増えてきました。
特に夏の暑さや混雑を避けて、冬にキャンプをするのが好きになりました。

冬キャンプの最大の楽しみは、体を心から温めてくれる美味しい食事と温かい飲み物です。

初めての冬キャンプは少し大変に感じられるかもしれませんが、基本的な知識と準備があればとても楽しいものです。

実際、冬は料理の準備がより簡単で、さまざまな楽しみ方があります。

この記事では、冬キャンプの料理の楽しさを多くの人に知ってもらうために、初心者向けに冬キャンプでの料理の楽しみ方、注意点、役立つ調理道具、おすすめのレシピをご紹介します。

冬キャンプのアウトドア料理の特徴とその魅力について

冬のアウトドア料理の鍵は「体を中から温めるメニュー」にあります。特におすすめするのは次の3つの料理です。

①キャンプファイヤーを使って楽しむ料理

冬のアウトドアで特に楽しいのが「キャンプファイヤー」です。

単に暖を取るだけでなく、キャンプファイヤーを活用して料理することで、寒い中でも暖かく過ごせ、料理の手間も省けます。

②簡単で豪華な「鍋料理・ラーメン・おでん」などの煮込み料理

「鍋料理」は特におすすめです。
煮込み料理は体を温める効果があり、食材と出汁を鍋に入れるだけで手軽に作れます。

地元の野菜や肉、海産物を使うのも良いですね。

冬のアウトドアで「ラーメン」を楽しむのもおすすめですし、「おでん」も煮込むだけで、キャンプでの屋台気分を味わえます。

調理器具に関しては、大人数であればダッチオーブン、一人キャンプであればクッカーが便利ですが、初心者の方でも普通の鍋で大丈夫です。

③体を温める「コーヒー」

コーヒーは冬のアウトドアに最適です。

初心者の方はインスタントコーヒーでも良いですし、もっと本格的に楽しみたい方は豆を挽いてペーパードリップで抽出するのも楽しいです。

コーヒーは様々なスタイルで楽しむことができ、好みに合わせて選べます。

冬キャンプ料理のための4つの重要ポイント

冬キャンプ料理を楽しむ際に覚えておくべき初心者向けの重要ポイントをご紹介します。

①軽量で収納に便利な保冷バッグを選ぶ

夏は食品の保存が重要で、保冷力が高いハードタイプのクーラーボックスが求められます。
これらは保冷剤や氷が多く必要で、スペースが限られ、持ち運びも大変です。

しかし、冬の低温では軽量なソフトタイプの保冷バッグが十分機能します。
軽い上に使った後はコンパクトにたためて収納が楽です。

また、飲み物は外に出して冷やせるし、ホットドリンクも楽しめますから、保冷バッグでは食材の保冷に焦点を当て、スペースを効率的に使えます。

②寒い環境を活かして、多彩な食材を楽しむ

夏は高温で食品が傷みやすく、海産物や乳製品などの取り扱いには注意が必要です。

冬でも暖かい日や時間帯には気をつける必要がありますが、一般的に低温の日は海産物を含む多様な食材を楽しむのに適しています。

もちろん、生鮮食品は適切に保冷して持っていく必要がありますが、キャンプ場でお寿司を作る人もいます。

さらに、寒い季節は体を温める食材が特に役立ちます。

生姜や香辛料など体温を上げる効果のある食材を使った料理は、冬キャンプの楽しみの一つです。低温の冬だからこそ、料理の選択肢が広がり、さまざまな楽しみ方ができます。

③暖房としても使える「キャンプファイヤー」がおすすめ。適切なスタンドと火力の調整が鍵。

冬のキャンプ料理で特におすすめしたいのは「キャンプファイヤー」を利用した調理方法です。

カセットストーブやポータブルバーナーを使った調理も可能ですが、冬のキャンプの醍醐味と言えばやはり「キャンプファイヤー」の存在です。

料理に適したキャンプファイヤースタンドを選び、火力の調整に注意を払うことが重要です(例えば、火が強すぎると鍋が過熱することを避けるなど)。

これらを理解し実践することで、火を操りながらの料理を楽しむことができます。

④冬キャンプの大きな課題、「洗い物」を簡単にする方法

冬キャンプで最も手間のかかる作業は「洗い物」です。
冷たい水で洗うのは大変です。

理想的には、お湯が利用できるキャンプ場を選ぶことがおすすめです。
キャンプ場を選ぶ際には、この点をチェックポイントの一つとすると良いでしょう。

お湯が使えないキャンプ場でも、お湯を沸かしてバケツにお湯と水を混ぜて洗い物をする方法が役立ちます。

また、調理器具をフッ素コーティングのものにする、食材を事前にカットしておくなど、洗い物を減らす工夫も効果的です。

こうした工夫で、冬の洗い物を格段に楽にすることができます。

冬キャンプ料理におすすめの定番・人気キャンプギア5選

冬キャンプの料理を楽しむ際に役立つ、おすすめのキャンプギアをご紹介します。

操作が簡単なキャンプファイヤースタンド

おすすめ商品例:Belmont/TOKOBIタイプ

網の高さが2段階で調整可能で、上からも火を当てられます。
キャンプファイヤーとの距離を簡単に調整できるため、火力の管理がしやすく、初心者にも使いやすいキャンプ料理用のギアです。

ダッチオーブン

おすすめ商品例:SOTO/ステンレス製ダッチオーブン

ステンレス製で耐久性があり、冬キャンプでのさまざまな料理に使えます。
保温性が高く熱伝導も良いので、様々なレシピに適しています。

シーズニングが不要で実用的なステンレス製ダッチオーブン。
吊り下げ用のハンドル付きモデルは、キャンプファイヤーでの調理に特にお勧めです。

トライポッド

おすすめ商品例:LODGE/調整可能なトライポッド

ダッチオーブンを使ったキャンプファイヤー料理には、トライポッドが必須です。
収納性、デザイン、機能性に優れているため、非常に便利です。

クッカー

おすすめ商品例:ソトレシピプロダクツ/シェラどんぶり

この丈夫なステンレス製クッカーは、ソロキャンプからファミリーキャンプまで幅広く使え、キャンプファイヤーでの使用に最適です。

煮込んだラーメンを持ち手で持ってそのまま食べることができます。

クーラーボックス

おすすめ商品例:AOクーラー/キャンバス製ソフトクーラーボックス

5層構造で保冷力が高いこのソフトクーラーボックスは、冬だけでなく夏にも活躍します。持ち運びが簡単なショルダーストラップ付きで、携帯に便利です。

初心者におすすめの冬キャンプ料理レシピ12選

ダッチオーブンで作る、手羽先の水炊き風鍋と麺の組み合わせで、二度おいしい体験を!

最初のレシピは、食材の美味しさを引き出す手羽先の水炊き風鍋レシピです。

簡単に作れるダッチオーブンでの手羽先水炊き

使用する調理器具:ダッチオーブン

調理時間:約45分

【4人分の材料】

・水:1000ml
・鶏肉のぶつ切り:400g
・手羽先:500g
・えのき:1パック
・白菜:1/6カット
・にんじん:1/2本
・ねぎ:1本
・にんにく:1片
・塩:適量

【作り方】

  1. えのき、白菜、ねぎを一口大に切り、にんじんは輪切り、にんにくをスライスする。
  2. 水、手羽先、にんにくをダッチオーブンに入れて30分煮込む。
    ※アクを取った後は蓋を開けないこと。
  3. 残りの材料をダッチオーブンに入れて煮込む。
  4. 塩で味を調整して完成。
鍋の後には、お好みの〆の料理を楽しんでみてください。特に「鶏塩ラーメン」レシピがおすすめですよ。

キャンプ料理の〆にぴったりな鶏塩ラーメン

「ダッチオーブンで作った水炊き」の後に楽しむ最適なキャンプ料理です。

必要な調理器具:クッカー、シェラカップ

調理時間:約10分

【1人分の材料】

・水:1000ml
・中華麺:1玉
・ねぎ:1本

【作り方】

  1. ねぎを薄切りにします。
  2. 水を沸騰させ、麺を茹でます。
  3. 茹でた麺を残った鍋のスープに入れ、切ったねぎを上に散らして完成します。
  4. 麺やご飯などの〆の食材を加えたら火を止めます。冷ましながら煮込むと、味がより食材に染み込みます。
麺やご飯などの〆の食材を加えた後は、火を止めてゆっくり冷ましながら煮込むと、味がしっかりと食材に染み込み、より美味しくなります。

ブイヤベース

魚のアラとハーブを使った、味わい深いブイヤベースのレシピです。

必要な調理器具:鍋

調理時間:30分

【4人分の材料】

・イカ:200g
・ムール貝:200g
・エビ:4~5匹
・セロリ:1/2本
・玉ねぎ:1/2個
・にんじん:1/2本
・にんにく:1片
・白ワイン:200ml
・魚のアラ:1パック
・ダイスカットトマト缶:200g
・水:400ml
・ブイヨン:1個
・ブーケガルニ:1袋
・タイム:適量
・サフラン:適量
・アンチョビ:適量
・オリーブオイル:大さじ2
・塩コショウ:適量

【作り方】

  1. セロリ、玉ねぎ、にんじんを一口大に切ります。
  2. 鍋にオリーブオイルを熱し、アンチョビとにんにくを香りが出るまで炒めます。
  3. そこにセロリ、玉ねぎ、にんじんを加えて柔らかくなるまで炒めます。
  4. イカ、エビ、ムール貝、魚のアラ(または鱈)を加え、軽く焼き色がつくまで炒めた後、白ワインを加えて臭みを取ります。
  5. ダイスカットトマト缶、水、ブイヨンを加え、20分程度中火で煮込みます。
  6. タイム、ブーケガルニ(またはローリエ)、サフランを加えて、さらに10分程度弱火で煮込みます。
  7. 味を見ながら塩コショウで調味して完成です。
水の量を少なめにすると、アラやハーブの味わいがより引き立ちます。エビには手長エビを使うと、スープに深い味わいが加わります。

ペスカトーレ風ブイヤベースパスタ

市販のブイヤベースを使った、簡単ペスカトーレ風パスタの作り方です。

必要な調理器具:鍋

調理時間:10分

【2人分の材料】

・パスタ:150g
・水:400ml
・塩:適量

【作り方】

  1. 水を沸かし、塩を加えてパスタを茹でます。
  2. 既製のブイヤベースと茹でたパスタを混ぜ合わせて完成です。
このレシピは市販のブイヤベースにパスタを加えるだけで簡単に作れます。特にリングイネはソースとよく絡むのでおすすめです。

ラーメン

辛口ラーメン

ユッケジャンスタイルの辛いラーメンのレシピです。

必要な調理器具:シェラどんぶりまたは鍋、フライパン

調理時間:15分

【1人分の材料】

・辛いラーメン:1袋
・牛肉:150g
・キムチベース:大さじ1
・焼肉ソース:大さじ2
・細ねぎ:ひとつかみ
・輪切りの唐辛子:お好みで

【作り方】

  1. 牛肉をキムチベースと焼肉ソースで炒めます。
  2. パッケージの指示に従って辛いラーメンを作ります。
  3. 完成したラーメンに炒めた牛肉を加え、細ねぎと輪切りの唐辛子をトッピングして完成です。
牛肉は味が濃いので、スープとよく混ぜてお召し上がりください。キムチベースは濃縮された強い味なので、お好みで量を調整してください。

麻婆風味噌ラーメン

味噌ラーメンと麻婆豆腐の素を使って作る、濃厚な麻婆風味噌ラーメンです。

必要な調理器具:フライパン、クッカーまたは鍋

調理時間:15分

【1人分の材料】

・味噌ラーメン(インスタント):1袋
・麻婆豆腐の素:1袋
・挽き肉:80g
・細ねぎ:適量
・卵黄:1個
・水:パッケージに記載された分量

【作り方】

  1. フライパンで挽き肉を色が変わるまで炒め、インスタントラーメンの調味料を加えてさらに炒めます。
  2. クッカーや鍋で麺をパッケージの指示時間より1分短く茹でます。
  3. 火を止めて麻婆豆腐の素を入れ、軽く混ぜた後、とろみ粉液を加えてさらに軽く混ぜ、再び火にかけます。
  4. とろみが出たら、炒めた挽き肉、卵黄、細ねぎをトッピングして完成です。

より辛い味がお好みの方は、追加でラー油を加えると良いでしょう。

キャンプで簡単に作れる二郎風ラーメン

にんにくをたっぷり使った、キャンプで楽しめる二郎インスパイアラーメンのレシピです。

必要な調理器具:シェラどんぶり、鍋

調理時間:40分

【1人分の材料】

・豚バラブロック肉:300g
・マルタイラーメン:1人前
・めんつゆ(ストレートタイプ):350ml
・水:150ml
・にんにく入りの背脂:大さじ3
・もやし:1袋
・細ねぎ:適量
・アウトドア用スパイス:適量

【作り方】

  1. シェラどんぶりにめんつゆ、水、にんにく入りの背脂(大さじ2)を入れ、豚バラ肉を中火で30分煮込みます。
  2. 別の鍋でもやしを茹でておきます。
  3. 煮込んだ豚バラ肉を約5mm厚に切り分けます。
  4. 豚バラ肉を煮込んだ残りの汁に水を加え、マルタイラーメンの麺をパッケージの指示に従って茹でます。
  5. 麺が茹で上がったら、豚バラ肉、もやしを盛り付け、細ねぎと残りのにんにく入り背脂(大さじ1)をトッピングして完成します。
    ※お好みでアウトドア用スパイスを振りかけてください。
めんつゆとにんにく入り背脂を使うことで、独特のやみつきになる味をキャンプでも再現できます。
棒状のマルタイラーメンはキャンプでも茹でやすいです。
もやしの量はお好みで調整してください。野菜をたくさん入れたい場合は、もやしを2袋使うのもいいでしょう。

鍋料理

サムゲタン風の手羽先煮込み

冬のキャンプで体を温めるのに最適なレシピです。

必要な調理器具:クッカー

調理時間:約35分

【2人分の材料】

・鶏手羽先:5本
・長ねぎ:1本
・チューブしょうが:3cm
・スライスしょうが:1片
・日本酒:大さじ2
・塩:小さじ2
・水:400cc
・クコの実:お好みで
・黒胡椒:適量

【作り方】

  1. 手羽先と長ねぎをぶつ切りにし、全ての調味料を加えて弱火で30分煮込みます。
  2. 黒胡椒や白髪ねぎをお好みで加えて完成します。
弱火でじっくりと煮込むことで、手羽先の肉が骨から簡単にほぐれやすくなります。

ホルモン鍋の簡単アレンジ

市販の冷凍ホルモン鍋を使って、手軽にアレンジできるレシピです。

必要な調理器具:鍋

調理時間:約15分

【1人分の材料】

・冷凍ホルモン鍋(市販):1人分
・お好みのホルモン:100g
・鍋用カット野菜:1袋
・ニラ:4~5本
・レトルトご飯:1人分
・トマトペースト:適量
・ミックスチーズ:適量
・塩コショウ:適量

【作り方】

  1. 冷凍ホルモン鍋の中身を鍋に入れ、弱火で温めます。ニラは5~6cmの長さに切っておきます。
  2. お好みのホルモンとカット野菜を鍋に加え、蓋をして中火で煮込みます。
  3. 火が通ったらニラを加え、しんなりするまで煮込んで完成します
    ※次に紹介する「トマトチーズリゾット」の材料も参考にしてください
  4. 残ったスープにトマトペーストとレトルトご飯を加え、中火で煮込みます。沸騰し始めたらチーズと適量の塩コショウを加えて完成です。
市販のホルモン鍋は味付けが濃い目ですので、お好みのホルモンを加えると、お肉の甘みが加わります。

スープ

キャンプで作る塩ベースの豚汁

疲れた体に浸みわたる塩ダシのキャンプ料理です。

必要な調理器具:クッカー

調理時間:30分

【4人分の材料】

・豚肉:200g
・じゃがいも:2個
・にんじん:2本
・大根:10cm分
・ねぎ:2本
・にんにく:1片
・しょうが:適量
・ごま油:適量
・水:500ml
・中華風味の素:小さじ2
・和風だしの素:小さじ2
・塩コショウ:適量

【作り方】

  1. 豚肉は一口大に、じゃがいもとにんじんは乱切り、大根はいちょう切り、ねぎは2cm幅に切ります。にんにくとしょうがはみじん切りにします。
  2. クッカーでごま油を熱し、にんにく、しょうが、豚肉を炒めます。
  3. 炒めた豚肉に火が通ったら、全ての野菜を加え、火が通るまで炒めます。
  4. 水、中華風味の素、和風だしの素を加え、野菜が柔らかくなるまで煮込みます。最後に塩コショウで味を調整して完成します。
体を温めるために、しょうがを多めに入れると良いでしょう。

もずくを使った酸辣湯スタイルのスープ

贅沢なもずく入り酸辣湯で、雑炊にしても絶品です。

必要な調理器具:鍋

調理時間:10分

【4人分の材料】

・もずく酢(三杯酢風):3パック
・えのきだけ:1袋
・卵:2個
・唐辛子:2本
・水溶き片栗粉:50ml
・水:1L
・鶏ガラスープの素(粉末):小さじ4
・クコの実:8粒(あれば)

【作り方】

<下準備>えのきは根元を切り、5cm長さに切って下半分をほぐします。

  1. 鍋に水を入れて沸騰させ、鶏ガラスープの素、唐辛子、えのきを入れて2分ほど茹でます。
  2. もずく酢を加え、再沸騰したら一旦火を止め、水溶き片栗粉を入れてよく混ぜ、再度火にかけ、とろみがつくまで煮ます。
  3. 溶き卵とクコの実を加え、卵がふわっとなるまで加熱し、完成です。
    ※味が薄い場合は鶏ガラスープの素で調整してください。
このスープに麺やご飯を加えると、雑炊や麺スープとしても美味しくいただけます。

まとめ

冬のキャンプで暖かい料理を楽しんでください。冬キャンプのファンの方も、これから始める方も、ぜひこのレシピをお試しください。

キャンプに行く前に練習のために家で作ってみるのもいいですね。
味加減も練習しておきましょう!

家で料理すれば手順なども把握できて、キャンプ場ではよりスムーズにできます。

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